「昔は良かった・・・」なんて語る人もいますが、今が一番いいです。昔からロック系の音楽が好きで兄からカセットテープをもらったり、レンタルレコード屋に通ったり、LPレコード集めたり、途中からCDになりましたけど、いろいろ聴いていました。両親からは「バカで不良になる」といわれましたがビートルズだけは許してくれました。今はもっぱらApple Musicを利用していますが、たまりませんね。Apple Musicで曲を聴いていると、関連のある曲がどんどん紹介されるのですが、ノスタルジーも手伝ってエンドレスになってしまいます。自分の好きなジャンルに関しては結構聴くことができて、アーティストによってはビデオも観ることができます。ジョン・レノンとかクリームとかジミ・ヘンドリックスとかストーンズとかツェッペリンとかを映像で観てしまうと泣いてしまいます。昔からずっと曲を聴いてきて、その時代をともにしてきて、ジミやジョンはもういませんが、エリックやキースが、今もギター弾きながら歌っているのはすごいですね。元気ですね。 兄が使っていたアコギがあって、中学生の時に触ってみたのですがFコードが抑えられなくて挫折しました。高校に入ってギターがうまい同級生がいていろいろやっているうちにできるようになりました。ビートルズとか長渕剛とかコピーしていました。大学に入る前に仙台のとある短大に通っていたのですが、そこの軽音サークルに入りました。結構レベルが高いギタリストがたくさんいたので、バンド仲間に加えてもらいたい一心でベースをやることにしました。ボウイとかレッドウォリアーズとかコンプレックスとかラモーンズとかセックス・ピストルズとかエアロスミスとかヴァンヘレンとかガンズ・アンド・ローゼズとかスキッド・ロウなどをコピーしていました。秋田大学に入ると結構音楽好きの方々が集まっていて、じゃあサークルにしちゃおうということでOUTPUTという医学部軽音楽サークルが創立されました。懐かしいですね。だいたい本番前の前日あたりの練習の時が1番ぴったりうまくいって気持ちいいんですよね。本番は変にかっこつけてよくしくじっていました。 モーリスのアコギとセイモアダンカンのベースとフェンダーのテレキャスターを所有していたのですが、最近は自宅で音を出すのもいろいろ気を遣わなければならず大変困難な状況に陥り、ギターケース3つあると掃除の障壁にもなるようで、とあるお方と協議の結果、3本のギターをどれか1本に絞ることになりました。ここからさらに粘り強く交渉を重ね、ギター3本を下取りに出し、新品1本を手に入れることに成功しました。その1本はマーチンのエリック・クラプトンモデルです。1992年に発表されたアンプラグドのライブアルバムはすり切れるまで聴きました。Apple Musicだとデラックスエディションがあって、ゆくゆくこんな楽曲になるんだなぁという原曲がアコースティックで収められており、これまた泣きそうになります。 すると去年、アコギを購入した会員限定特典ということでエリック・クラプトン武道館公演のチケット先行予約の話が舞い込んできました。これぞ好機到来。海外ミュージシャンがツアーで来日するときは、初日と最終日が一番気合い入っていると勝手に自分で思っていて、最終日は平日だったことから初日のチケットを手に入れました。やっぱりプロのミュージシャンの生音は違いますね?武道館の箱の大きさと音響がちょうどいいんでしょうかね?3回ぐらい泣きましたね?ギターのトーンとかタッチとかためっていうか、そこにボーカルをのせていく感じがかっこよかったです。御年78歳でしたけど、声も出てるしリズム感は抜群でまぁ素晴らしい。やっぱライブはいいですね、会場の一体感・共感・共有、かけがえのないひとときでした。エレキのレイラが始まると観客総立ちになり、私は前の座席の知らない婦人とハイタッチしていました。アコギ購入を許してくれたとあるお方もウルウルしていたので、連れてきて良かったと思っています。 自分はまぁもうこんなもんでいいかなぁと思ったら、それで終わる気がしています。なるべく思考停止せずちょっとでも前に進んでいきたいと思っています。エリック・クラプトンも講演最終日に語っていました・・・I got to keep going and there’s no stopping, no stopping. 次回は中通総合病院・呼吸器内科医の三船大樹先生へバトンをつなぎます。