2017明治安田生命J3リーグは12月3日(日)最終戦を迎え、ブラウブリッツ秋田(以下BB秋田)は、優勝のためには勝つしかない試合を見事勝利、奇跡の逆転優勝を飾りました。 岩瀬浩介社長の「来季(2018)のクラブライセンスの申請については、J2ライセンスを申請すること、最短で2019シーズンにはJ2昇格を目指す」との強い決意の下、優勝を目標に監督と選手、フロント一体となって戦い勝ち取った優勝です。就任1年目に「堅守多攻」見事な采配で優勝に導いた杉山弘一監督は、J3優秀監督賞を受賞しました。 優勝報告で訪れた佐竹敬久秋田県知事と穂積志秋田市長から、ライセンス取得を後押ししてくれる言葉を頂き、選手たちはその言葉を感じとり契約交渉がスムーズに進んだと、岩瀬社長はコラムに記しています。フロントは杉山監督と真っ先に来季の契約を交わし、選手の流出も最小限にとどめることができました。さらにJ2、J3でバリバリ活躍している選手8名を獲得でき、J3連覇に向け戦力は確実にアップしております。 秋田市は1月31日、秋田市八橋運動公園陸上競技場(以下八橋陸上競技場)の改修費が約9億9千万円になることを明らかにしました。関連経費を盛り込んだ補正予算案を2月市議会に提出し、2019年のJ2シーズンに間に合うよう同年1月末までの完成を目指すと報道されました。さらに県も2月7日、2018年度一般会計当初予算案を発表し、八橋陸上競技場の改修費の約3割に当たる3億1705万円を盛り込んだ予算案を2月県議会に提出すると報道されました。 皆様からたくさんのご支援を頂き、ありがとうございました。おかげさまでJ2昇格のためのクラブライセンスをクリアできるところまで来ました。現在チームは高知キャンプ中ですが、開幕前にケガのため5人がチームを離れた昨季と違い、今季はケガ人もなくスタートから全員で戦うことができそうです。あとは、チーム一丸となり連覇を目指し全力で戦い抜くだけです。 2月8日、BB秋田は3月25日のホーム初戦(vs福島ユナイッテッドFC、 八橋陸上競技場)に観客1万人を集める「1万人応援プロジェクト」の初会合を開きました。試合当日の選手入場の際に、1万人で県民歌を斉唱する計画もあるとのことです。これまでもホームの試合では県民歌を歌っておりましたが、1万人の斉唱となると想像しただけで涙が溢れてしまいそうです。 このように、岩瀬社長はじめクラブ関係者は力を合わせ懸命に努力しております。スポンサーや県、市などの行政、そして何よりも秋田県民、市民の皆さまの熱い応援が必要です。スタジアムを県民の皆様で満杯にしていただき、BB秋田の選手たちにたくさんの応援をよろしくお願いいたします。
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