掲載日:2024/05/02 |
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氏 名 |
舟山 聡美 |
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職 種 |
皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN) |
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所 属 |
市立秋田総合病院 看護管理室 |
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趣味・特技 |
コーヒー、秋田ノーザンハピネッツ |
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ひとこと |
Wound(創傷)・Ostomy(人工肛門・人工膀胱)・Continence(失禁)の分野でお困りのことや研修の講師依頼などがありましたらお気軽にご連絡ください。 |
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大切にしていること
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当院消化器外科陳先生よりバトンをいただきました、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の舟山聡美と申します。今回紹介してくださった陳先生は、「○○さんのストーマはどうですか?」といつも気にかけて下さり、患者様にもWOCNにも心強い存在です。いつもありがとうございます。 私は2017年に約8ヶ月間京都の研修学校に通い、2018年に試験を受けてWOCNの資格を取得しました。写真は研修学校で友人たちと撮ったものです。大人になってから出会った友人たちと、まるで学生時代の部活のように、泣いたり笑ったり愚痴ったりしながら一緒に勉強をしました。勉強ばかりではなく、研修生全員と鴨川納涼床を楽しんだり、休みの日にひとりで平等院鳳凰堂に行ったりと、なかなかできない経験もたくさんできました。 さて、テーマである「大切にしていること」ですが、いくつかある中で最近は特に「シンプルケアを提供すること」を大切にして仕事をしています。専門的な創傷処置やストーマケアなどの方法を、どうやってシンプルにして実施する患者さんや看護師さんが適切なケアを継続できるか常に考えています。シンプルケアを提供して、患者さんや看護師さんに喜んでもらえたとき、コストダウンできたときなど、ケアがうまくいったときにやりがいを感じます。若いころは複雑で凝っていることが良い、より専門的なケアが患者さんのためになると思っていましたが、継続可能なケアでなければ意味がないということを学んできました。この考えは私生活においても同じです。年齢や経験を重ねていくにつれて「シンプル」の良さがよくわかってきました。どんどん要らないもの(考え)を削ぎ落して、「シンプル」を追求していきたいです。 テーマから逸れますが、在宅医療・介護連携センターの多職種リレーということで、この場をお借りしてお伝えしたいことがあります。当院ではストーマ造設患者さんが退院後のストーマ装具交換や生活に不安を感じている場合などに、訪問看護師さんの介入を依頼することがあります。訪問看護師さんがいるからこそ、患者さんも私たち病院勤務の看護師も安心してお願いできています。いつも本当に感謝しています。 最後に、次にバトンをお渡しする方をご紹介します。当院消化器外科病棟勤務時代に一緒にお仕事をさせていただいた、尊敬している先輩の一人、乳がん看護認定看護師の安藤雅子さんです。安藤さんよろしくお願いします。
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