掲載日:2024/04/15 |
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氏 名 |
小田内るり |
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職 種 |
社会福祉士・相談支援専門員・保育士 |
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所 属 |
秋田県医療的ケア児支援センター「コラソン」 |
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趣味・特技 |
キャンプ |
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ひとこと |
みなさんも医療的ケアが必要なお子さんのファンになりませんか? |
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大切にしていること
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児童発達支援・放課後等デイサービスじゃんぷの齊藤さんからバトンを受け取りました秋田県医療的ケア児支援センター「コラソン」の小田内と申します。齊藤さんは、日ごろから大変お世話になっている、心から尊敬する素敵な支援者さんで、いつも元気をいただいています。 当センターは、令和3年9月に施行された、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(医療的ケア児支援法)に基づく相談機関です。令和4年4月に秋田県立療育機構が県より受託して、今年で3年目に入ります。 私はもともと秋田県立医療療育センターの医療ソーシャルワーカー、相談支援事業所の相談支援専門員として医療的ケアが必要な方々に関わらせていただいておりました。その中で、医療的ケアがあることで地域の保育所等に入所できないお子さん、利用できる制度や受入れ先が少ないため十分な睡眠もとれず子育てをされているご家族の状況などを目の当たりにしてきました。自分自身、いつか医療的ケアの必要な方々の支援を一歩進める仕事をしたいと思っていたところ、令和4年に縁あって現在の業務に関わらせてもらうこととなりました。 「コラソン」開設当初は、県内の地域の保育所や学校等での受入れは、ほぼ無いに等しい状況でした。その後、行政、関係機関の方々が少しずつ前向きな検討をしてくださり、この2年間で秋田市を含む複数の市町村で、就学・就園が決定しました。医療的ケア児の支援は、医療、保健、福祉、教育等の連携が重要とされていますが、まさにその通りで、連携なしではこの結果につながらなかったと思っています。 日々の業務の中で私が大切にしていること。それは、医療的ケアが必要なお子さんの「子どもとしての健やかな育ちを支える」という視点です。医療的ケアがあると、どうしてもケアの方に意識が向きがちですが、子どもらしい豊かな経験をすることで、お子さん一人一人はさらにキラキラと輝きます。日々、このお子さんたちの可愛さに魅了されっぱなしの私ですが、キラキラいっぱいで個性豊かなこの可愛いお子さんたちを皆さんに知ってもらい「たくさんの方々に医療的ケアが必要なお子さんのファンになってもらうこと!」「地域でそのお子さんたちのファンクラブを作ってもらうこと!」が自分の役割かなあと思っています。 「コラソン」は「こころ」という意味をもつ言葉です。これからもそのキラキラを支えるため、「こころ」と「こころ」をつなぐ支援を大切に日々向き合っていきたいと思っています。 次は、日ごろから大変お世話になっている秋田大学医学部附属病院 地域医療患者支援センター 医療ソーシャルワーカーの河本萌さんへバトンを渡します。
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