真剣に取り組む２年生の注射演習

　看護師さんにまず求めることの一つは、痛みを余り感じさせない注射針の抜き差しではないでしょうか。実は、筋肉注射や点滴を行う際には、一連の流れるような動きや声かけがキメ細かくマニュアル化されており、患者さんの恐怖心を最小限に抑え、清潔さを保ちながら行う看護技術として確立しています。
　そのような専門的な技術を身につけようと、さきごろ２年次生達が人形を使用しながら筋肉注射と点滴注射の演習を行いました。みな初めての体験とあってとても緊張気味。アルコール消毒をした部位に触ってしまい、指導中の教員から「そこは消毒したところだから触らないことッ！」と厳しいゲキが飛ぶことも。それでも学生達にとって注射は、看護師になるためには避けて通れない重要な看護技術の一つとあって、その習得に真剣に取り組んでいました。

投稿：教職員 事務長 [ 2025/03/13 ]