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<春夏秋冬>

発行日2024/05/10
東通りこどもとアレルギーのクリニック  小松 真紀
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新種?の鉄ヲタ
 
 「撮り鉄」「音鉄・録り鉄」「乗り鉄」「車輌鉄」「模型鉄」「収集鉄」「時刻表鉄」「駅鉄」「廃線鉄」「線路鉄」「歴史鉄」「駅弁鉄」「会社鉄」「ゲーム鉄」「廃止鉄」「SL鉄」等、楽しみ方は数多い。
 角館と田沢湖間で秋田新幹線と国道とが並走するところは、新幹線とはいうものの車に追い越されることもあるが、それでも走行中の新幹線に近づける穴場スポットと思っている。クリニックを出るとすぐのところに明田の高架線が見えるので、帰宅途中に「こまち」に出くわすと嬉しくなる。時刻表に合わせるのではなく、たまたま遭遇することに意味がある。駅近くのため減速はされているが、信号待ちの退屈しのぎにちょうどいい。
 学会で福島に行った際、仙台で「こまち」を降りて後続の福島にも停まる新幹線に乗り換えないといけないのが面倒だと思いながら福島へ。行きは何ごともなく駅をあと後にし、帰り早めに駅に行き待っていると「こまち」がやってきた。もちろんこれに乗車することはできないので悔しい思いをしながら、目の前を通過するのを見ているとその速さに感動した。やはり新幹線は速く走ってこそその勇姿が引き立つ。調べてみると福島駅近くにカーブがあるのでを多くの新幹線は時速220~230kmで通過するが、そんな中でも「こまち」・「はやぶさ」は240kmで通過するとのこと。そうなると、もっと速いのを見たくなってくる。東海道新幹線は姫路駅を時速280~290kmのスピードで通過し、のぞみは300km近く達するものもあるとのことだった。なぜ姫路駅に注目して調べたかというと、さすがにそれだけ見に行くという歳でもないので、家族旅行で姫路城へということで、メインをUSJということにし賛同を得た。許す限りの時間で堪能し、動画を撮って後で見返すもやはりその場での風を切るような臨場感は味わえない。
 さて、新幹線よりさらに速いリニア中央新幹線。その速さは新幹線の約2倍の時速500km。完成を心待ちにしていたが、開業延期の報道。明日に着工したとしても10年以上はかかり、着工の目処がたっていない区間があり、いつになるかは見通しがたっていないようだ。その9割がトンネルで地上走行を見られる区間は限られている。通過駅というものがあるのかは分からないが、、おそらくそのスピードから瞬時に通りすぎてしまうと思われる。
 ちなみに水沢江刺駅は通過のための線路がなく、より近くをこまちが猛スピードで駆け抜けていくようですだ。秋田~盛岡間を新幹線としてはのんびり走っている時もある「こまち」も盛岡を出ると実は新幹線の中では最速の時速320kmで走れるほどのモーターを搭載している。
 「“猛スピードで走行中の新幹線を近くをでその場で見たい”鉄」は既存の〇〇鉄にはヒットしないものの、YouTubeで色んな駅での通過新幹線の動画を見ることができるので、新種ではないようだ。
 
 春夏秋冬 <新種?の鉄ヲタ> から