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健康診断とは |
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労働安全衛生法は、労働災害防止のための総合的計画的な対策を推進することにより労働者の安全と衛生を確保するとともに、快適な作業環境の形成を促進することを目的としており、労働保護の最低基準を示しています。このため事業所においては、作業環境管理、作業管理、健康管理を総合的に実施することが求められています。健康診断とは、健康管理の一環として行われるものなのです。 健康診断に関して、1)健康診断の種類、2)健康診断結果の読み方、3)健康診断の事後措置の3つの項目に分け、解説します。
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秋田市地域産業保健センター長 |
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1)健康診断の種類 |
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通常行われているのは定期健康診断ですが、そればかりではなくいろいろあります。 |
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2)健康診断結果の読み方 |
健康診断の結果については、医師から説明を受けているとは思いますが、1回だけの説明ではわかりづらいところもあると思います。また、検査の正常値や病気の診断基準も変更されることが最近多くなってきており、分かりづらさの一因ともなっております。以下の記載は、私がデータを見る時考えていることをまとめてみたものです。皆様がご自分のデータを見るときの参考にしていただければ幸いです。
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3)健康診断の事後措置 |
健康診断は、事後措置を行ってはじめてその価値が生じます。事後措置がどのように実施されていくのかを説明します。内容は、「働く人の健康診断の事後措置(改訂版)産業振興財団 H14.
7. 1発行」よりまとめたものです。 |
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