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<春夏秋冬>

発行日2015/10/10
秋田赤十字病院  大嶋 厚志
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ホークス応援記兼観戦記~~~2015年シーズンをほぼ終えようという時点(9月14日)での期待と反省
 
  私は秋田には珍しいと思われる30年来のホークスファン(南海→ダイエー→ソフトバンク)です。
  2015年9月の時点でセリーグは阪神、ヤクルト、巨人(もしかしたら広島も)の大混戦で盛り上がっていますが、パリーグは我がホークスが首位を独走し、更に日本ハムが3位以下を大きく引き離し2位、あとは西武、ロッテが熾烈な3位争いを繰り広げています。かつて1999年リーグ制覇、日本一を久々に達成するまで21年連続Bクラス(4位以下)、うち最下位8回のお荷物球団だったとは思えない程の成績です。
  チーム打率、チーム防御率はリーグトップです。打撃ベストテンに5人(柳田悠岐、中村晃、李大浩、松田宣浩、内川聖一の各選手)が入り、本塁打30本以上が松田、柳田がともに32本、ことによると李大浩(29本)がもう1本打てば30本トリオになるかもしれません。柳田は打率3割、本塁打30本、盗塁30個(今は29個)のトリプルスリーを達成できるかもしれません。投手陣では武田翔太投手11勝、秋田出身の攝津正投手10勝、スタンリッジ投手9勝、バンデンハーク、寺原隼人、中田賢一の各投手8勝ですから最終的に10勝投手が6人になるかもしれません。
  今の成績をみれば工藤公康新監督の采配ぶりは見事というしかありません。チームは勝負強くなりサヨナラ試合が9回、特に松田はサヨナラホームラン3本とパリーグ記録に並びました。疲れた様子をみせる打者がいると適宜ベンチスタートにまわすとか、先発投手に疲れがみえると登録抹消し1週置きに起用するなど工夫が見えました。
  昨年は実際に球場に足を運んでの観戦はできませんでしたが、今年は2試合を観戦できました。1試合目は7月28日の秋田こまちスタジアムでの楽天との試合でした。楽天のエース、則本昴大投手の先発でしたが柳田のツーランなどで5対1の快勝です。日中から雨交じりで試合が成立するか不安でした。4回まではカッパを着込んでの観戦でしたが、それ以後、天気は回復し試合終了まで持ちました。2試合目は8月23日の仙台のコボスタ宮城球場での楽天との試合でした。4対4で終盤まで勝負はもつれ、楽天の2年目の若き抑えのエース松井裕樹投手から9回表に伏兵の福田修平選手が決勝ツーランを放ち劇的勝利を収めることができました。ところで、実はサプライズがありました。家族で観戦したのですが、家内と娘が前日に先発し10勝目を挙げた武田選手と、翌日に同宿していたホテルで遭遇し挨拶、握手してもらったのです。娘はその清潔感あふれるかっこよさに感激し、攝津投手が1番のファンだったのですが武田選手が1番にあっという間に昇格のようでした。
  いまはシーズン終盤を迎えリーグ連覇、クライマックスシリーズ(通常の公式戦順位3位までのチームによる日本シリーズ参加権を争う試合)突破、日本シリーズでのV2を祈るばかりです。
 
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